劇団シーブ
劇団シーブ 劇団訓
一、演劇は 役者だけでは 出来ぬもの
一、後悔で 一番嫌なの 体調不良
一、変身だ！ 瞬時に切り替え 役者顔
一、日々追求 芝居の気持ちは 貪欲に
一、あいさつは 団員つなぐ 合い（愛）言葉
一、芝居中 やるときゃやるぜ 役者だもん
一、努力しよう 才能なんて 関係ない
一、その辺に ゴミは捨てるな 恥捨てろ
一、懸命に やらなきゃ一緒に 笑えない
一、始まるぞ 芝居だ稽古だ 冒険だ！
これは劇団シーブ団員が心掛ける心得です。
団員のみんなで案を出し合い、その中から吟味し激論し殴り合い(一部ｳｿ)その結果、２０１１年３月１６日に制定しました。
これらの気持ちを日々忘れないよう、稽古前の発声練習の最後に全員で唱和しています。
では解説してみます。
一、演劇は 役者だけでは 出来ぬもの
役者だけが演劇ではありませぬ。スタッフや協力してくれる様々な人がいて成り立つものですわ。
自分らだけでやっとるんじゃないよ、自分らが演劇できる環境に感謝せなアカン！という意。
一、後悔で 一番嫌なの 体調不良
元気は芝居の基本中の基本。元気があればなんでもできる、元気がないとなんもできん。
健康管理を怠るのは劇団員失格だﾊﾞｶﾔﾛｰ！そんな当たり前のことで後悔すんなﾊﾞｶﾔﾛｰ！という意。
一、変身だ！ 瞬時に切り替え 役者顔
休憩中は談笑で盛り上がれども稽古始まれば役者フェイスにキリッと変身！
メリハリつけよう！という意。
一、日々追求 芝居の気持ちは 貪欲に
稽古は稽古場だけでやるものではなし。むしろ稽古場は日々考えてきたものを発表する場だ。
そりゃ仕事に勉強に忙しいだろうけども、隙みて常に「もっともっと」と欲深く欲しがっていこう！意。
一、あいさつは 団員つなぐ 合（愛）言葉
挨[心を開く]と拶[せまる]で「挨拶(あいさつ)」、人間関係を築く基本だ。
欠かせちゃならん。
また団員同士だけでなく、我らが聖地の「稽古場」にも感謝を込めて入室・退室時に一例しよう！という意。
一、芝居中 やるときゃやるぜ 役者だもん
誰しも色んな悩みを抱えて生きてますわな。しんどいもんだ人生は。
しかし「よーい、スタート」の声が掛かればそんな私情は捨ててやっていこう！やるときゃ今だ、やってやろうぜ！という意。
一、努力しよう 才能なんて 関係ない
「努力に勝る才能なし」なんて言葉がありますわな。天才イチローも才能だけで今の地位があるわけじゃなし。
そもそもテメェに才能なんてねーよ！でも大丈夫だ！努力すれば才能なんて補えるぜ！という意。
一、その辺に ゴミは捨てるな 恥捨てろ
ゴミのポイ捨て禁止、当然だ。マナー無き者に舞台に立つ資格無し。
だがポイ捨てして良い、いやしなきゃならんもんがある。
それは稽古中の「恥ずかしい」と思う気持ちだ。稽古場で「恥ずかしい」なんてゴミだ！捨てちまえ！という意。
一、懸命に やらなきゃ一緒に 笑えない
「今ここで全力で戦わなかったおれに、あいつらと同じ船に乗る資格なんてあるはずねぇ！！あいつらと本気で笑いあっていいはずがねぇ！」byウソップ
まぁそんな感じの意。
一、始まるぞ 芝居だ稽古だ 冒険だ！
芝居の稽古ってのは何が飛び出すかわからない、それはもう大冒険の始まりだ！
大海原に、未開のジャングルに繰り出す気持ちでテンション上げていこう！という意。
